スキーのホットワックスの簡単なやり方

今年は暖冬の為か、昨日まで秋田はほとんど積雪がありませんでした。昨日の天気はこんな感じです。

しかーし…今季最大の寒波により、昨夜から一晩で30センチほどの積雪があり、現在も積もり積もってようやく冬らしく50センチくらいになりました☆そしてそして、私の念願のスキー板(OGASAKA keo’s KS-LD)がちょうど自宅まで届いたので早速ホットワックスをかけてみました☆
去年のシーズン明けから少しずつワックスを集めていたので今手元には沢山の小道具達が揃っています。
必要な物
- リムーバー(汚れや古いワックスを落とすもの)
- ワクシングペーパー(ワックスとアイロンの間に挟みます)
- 使い捨てクロス(仕上げやリムーバーの時に使います)
- ベースワックス(gallium-全雪質対応、galliumピンク、ムラサキ)
- ブラシ
- 滑走ワックス(galliumピンク、ムラサキ)
- アイロン(ワックスを溶かして染み込ませる役割)
- スクレイパー(ワックスを剥がす役割)
このくらい揃えると、スキー場で1日しっかり滑れる板に仕上げられます☆
簡易ワックスについて
簡易ワックスも今の時代は高性能な物が多く出回っているので、年に2回〜3回しかスキー場に行かないという方は簡易ワックスで十分です。簡易ワックスには液状と固形ワックス、練りワックスがありますが一番手軽なのは液状ワックスかもしれません。
手順
- クリーナーとペーパーで板のよごれを落とす
- 乾いたら、固形ワックスをガリガリ塗る。
- コルクで力一杯伸ばす。
- 液状ワックスを塗る。
- 乾いてきたらまたコルクで伸ばす。
- 完成☆
簡単に済ませたい方は是非やってみてください☆
ホットワックス
簡易ワックスよりも長持ちするのがホットワックスの特徴です。私は月に10回程スキー場に行くので、ホットワックスをかけて2日間ほど滑ったらまたワクシング…とゆう流れでやっています。
ホットワックスは熱で専用の固形ワックスを溶かして、スキー板にワックスを染み込ませていくのが特徴。簡易ワックスのように手軽ではありませんが板にワックスを浸透させていくので、持続効果は抜群です!滑る日の気温や雪温を予め予想し把握しないといけないのですが、オンシーズンは大体-4℃〜+3℃くらいの気温に適したワックスや全雪質対応の物を選ぶと間違いないでしょう。(秋田、山形、岩手、宮城県は。)

手順 (ベースワックスまで)
- リムーバーで汚れやワックスを落とす
- ワックスを生塗りする
- アイロンを温める(温度設定はワックスの硬さによりますが、大体80〜100℃に設定します)
- ワックスを溶かしてワクシングペーパーに垂らす(テール部分から始める)
-
Processed with MOLDIV
- ワックスをペーパーの上から伸ばしていく
-
Processed with MOLDIV
この時、ペーパーを引っ張りながらアイロンをゆっくり動かしてください☆ペーパーの手の動きとアイロンの動きは同時に行います。直接アイロンが板に乗るといけないので、必ずアイロンと板の間にはペーパーを挟んだ状態にします。 - (5を実行した時、板の半分くらいまできたらまた同じことを繰り返す。)
ベースワックスの種類は…
- 気温0℃~+10℃→galliumピンク またはgallium全雪質対応のホワイト
- 気温+3℃~-4℃→galliumムラサキ またはgallium全雪質対応のホワイト
- 気温-4℃~-10℃→galliumブルー またはgallium全雪質対応のホワイト
そしてこの後に、スクレーピングまたは滑走ワックスを塗る作業に移ります☆
今日はここまでですが、また近日中に残りの作業についても記事を更新致しますね。
miccho55でした。